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深夜ロケの照明用電源確保法【2004/02改訂】

 今回は低予算でできるナイトロケ照明用電源確保方法です。私のインディペンデント作品「深夜の三人」で実際に使った方法です。

低予算で使える照明を検証

 「深夜の三人」は、終電を乗り過ごした三人の若者が、歩いて家に帰るだけのお話し。ここで問題になるのが、照明をどうするか?であった。ビデオ作品とはいえまったく照明なしでゲインをあげるとか、スローシャッターにするとかいうカメラ内的な操作だけで、ほぼ全編の夜中のロケーションを見せるのはいくらなんでも辛いのである。
 ここで考えられる方法は二つ。発電機(ゼネレーター)かバッテリーによる電源の確保である。他にも、人の家から電源を借りるとか、自動販売機から無断で取るなんて方法もあるが、交渉に費やす時間や自動販売機の近くでしか撮影できない、しかも怒られるかも知れないなんて致命的な要素を考えると、ほぼこの二つとなる。

発電機は、重い、音がうるさい

 プロの製作現場での考え方でいえば、発電機(ゼネレ−タ−)は、大きな電力を使う場合で、ドラマなどの撮影する対象があらかじめわかっている場合に使う。バッテリーはその逆で、よくニュースなんかで見かけるバッテリーライトとか、やや電力が欲しいときなどは大型のシネキンというのを使うことになる。テレビドラマの製作現場などでは、両方を持っていって、シーンによって使いわけたりしている。
 私たちの映像製作のやり方では、低予算でしかも少ない人数でやらなければならないのだから、そんな贅沢はできない。
「深夜の三人」は同時録音だったので発電機は却下した。発電機は、ガソリンさえ足していけば、長い時間のロケには最適であるし、2キロ位の電力のものなら買っても、借りても、そんなに不可能な価格ではない。ただ、音がうるさい、機動性が悪いという欠点があるのだ。車の中に入れたり、発電機と撮影場所を離せば問題は解決するが、それにスタッフの人数が取られてしまうのは困るのである。

バッテリー、まだ価格が高い、もたない

 そこで、バッテリーということになるのだが、これは初期投資がどうしても高めになってしまう。アマチュア用のバッテリーライトでさえ、100W32分使えるもので5万円以上する。プロ用だともちろんもっとする。(壊れにくいし、光量もあるし、扱いやすいけど)アマチュア用を3灯用意したとして、15万円以上になってしまい、でそれぞれ32分しか使えないわけだ。

結論は、キャンプ用バッテリーを使え

 そこで考えたのが、キャンプ用のバッテリーを使う方法である。「深夜の三人」では、松下のポータブル電源ERV713というのを使った。価格は3万5000円程度だったと記憶している。これはカメラ屋やビデオ屋ではなく、電気屋で扱っているが、最近だとキャンプ用品を借りるようなレンタル屋にも出回っていた。これだとACとDC両方取れるので、普通のACのコンセントタイプのライトを使うこともできるのだ。ただ、120Wまでなので大きな電源は取れないのが欠点となる。
 「深夜の三人」の場合は、照射時間の効率を上げるため、DCライト、LPLのBL-50CとパワーコードCP-10を使った。これは50Wのライトだが、人を三人位撮影するには十分で、合わせて2万円程度で手に入る。これと、ERV713を接続すると、のべ2時間30分程度の照射が可能となるのだ。それに、バッテリーだけ多めに用意してチェンジしていけば、より効率的なナイトロケが可能になる。重さは6.5キロとちょっと重いけど、なんとか女性が持っても平気な程度と考えられる。
 これとゲイン、スローシャッターを併用し露出をかせげばなんとかなる。ぜひ試してみて欲しい。
   

 
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