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インデペンデントムービー
って何?
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自主製作映画といって、大手映画会社より製作を請け負わずに自力で資金調達をして製作される映画を指します。(広義においてはビデオ作品なども含めます)
ここでいう大手映画会社とは全国に直営の映画館チェーンを持つ会社(日本でいえば、東宝、松竹、東映など)を指すことが多く、たとえ会社が資金を出した映画でも大手映画会社に対する「独立した映画」という意味あいでインデペンデントにカテゴライズされる場合もあります。
一般に、個人で製作しているインデペンデント作品=アマチュア作品と思われがちですが、最近は商業的な映像環境の中では生み出しにくい作品を自己資金によりプロの映像製作者たちが作っている場合も多く見られ、映像界の中で注目を集めている分野のひとつになってきています。
幻影厨房は1997年よりこれらの作品の上映活動を通じて新しい映像文化をバックアップしています。
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月間アクセスベスト5
2002/12
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ユニーククリックユーザー数による有料作品アクセスベスト5です。
年末のせいもあってかアクセス数減少。いつもランク外に甘んじていた作品が一挙に第4位に同時に浮上。
そんな中、安定した人気の「Lady.....GO!!」は3カ月連続でランクインとなりました。
第1位
「ひきだしの中の
タイムマシーン」
「ひとみコンプレックス」
第3位
「Lady.....Go!!」
第4位
「happy day」
「トカトントン」
「ビバ8ミリ!…」
「潮奏曲」
「深夜の三人」
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〈特別寄稿〉脚本家・高橋洋「都会のたより」応援コメント |
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『都会のたより』
『都会のたより』は
「等身大」であることを堂々と受け止め、 乗り越え、
紛れもない「青春」を写し取っ ているが故に、
突出した一篇となっているのである
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これは80年代自主映画のある懐かしい形式を思い起こさせるもので、それは時として「等身大の自主映画」などと揶揄されもしたのだが、しかし『都会のたより』は
「等身大」であることを堂々と受け止め、乗り越え、紛れもない「青春」を写し取っ ているが故に、突出した一篇となっているのである。信じることの激しさというか。
同じ作者の『少林寺の街』もまたジャッキー・チェンを信じる力の強さによって炸裂 したカンフー映画であったのだ。
何故に「青春」か。それは主人公二人の行動がトコトン無根拠であると、そう見 切った視点の確かさにある。二人は高校時代の友人同士。ある朝、通勤途中にバッタ
リ再会し、たまたま足下に落ちていた手紙を、いきなり会社を休んで宛先まで届けに 行こうとする。これは「善意」でも「好奇心」でもちょっとハメを外したい「気分」
でもない。作者はそんな押しつけがましい説明を排して、ただこの無根拠な行動を開 始してしまった二人の戸惑いを狙ってゆく。考えてもいなかったことをやっている人
間のリアル。悩んだり、挫折したりしている若者をいくら撮っても「青春」は写らな い。理屈抜きでまず無根拠に身をさらしてみること。視点の確かさとはそういうこと
であり、二人を狙うキャメラは、実に執拗なねばりで駅構内や列車内など制約の厳し い場所での1カット1カットを切り取ってゆく。こんな撮影はそう出来るものではな
い。信じる力の凄さがみなぎっている。
そしてクライマックス、二人の前に広がる光景は、妙な懐かしさで見る者に迫って くるのである。私はそこに一度も行ったことがないのだが。「世界遺産」になぞ登録
される以前の、もはや見ることが出来ない光景だからだろうか‥‥。 |
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高橋洋
(脚本家)
1959年千葉県生まれ。早稲田大学ロシア文学科卒。学生時代は早大シネマ研究会に所属。1990年に森崎東監督の『離婚・恐婚・連婚』で脚本家デビュー。「現実世界よりフィクションと恐怖をつかみとる真の社会派」を目指し、『女優霊』『リング』『リング2』『リング0〜バースディ〜』とホラー作品を数多く手がけている。他の脚本作品は『発狂する唇』『血を吸う宇宙』など。
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【Vol.5】
『バカは死ななきゃ治らない』
この二人のイヤな性格、
正直自分も持ち合わせているのではないかと思える訳で
自分にとっては「反面教師で観れてしまう映画」なのです
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どうも、PARAです。みんなが峠を超えた頃自分もようやく掛かってしまいました、「風邪」。しかし人生これだけ生きていると“風邪引く予感”たるものが分かって来るもので早く対応出来たのが良かったせいか思ったよりも早く復調出来たのでした、そんな訳で
今月のオススメは「バカは死ななきゃ治らない」です。略して「バカ死な」!この作品、上映された当初から「あのオトコ、ムカツク!」とか「許せない!」と言う女性客からの声がバンバン挙がったと言う曰く付きの作品でして、観てみるとなるほど、あのねちっこさと愚痴りぶりは物凄いイヤな“男”に映る訳でしてそれでいてあの手の平の返しようは無いだろうと言う事なのでしょうな、ただ自分、この作品観てみるにこう言う関係になってしまうのはもう一方の女性の方にも原因が有るんじゃないかなあとも思える訳で相手の意見を待っているかのように観えるんだよねどうしても相手に対するやさしさとも言えるけど確信的な意見を避けつつ愚痴られるのを耐えて耐えて付き合い長いのだから性格だって分かりそうなものだし、もうきっぱり別れちまえよ!言いたい事全部ぶちまけてしまえ!!と言いたくなるですがだんまり決めている内に男の側から一つ二つ正論とも言える愚痴りが聞き取れちゃうしさ、もしかして楽しんでいるのか!??
そんな訳でこの二人のやり取り、良く観てやって下さいませ、特に男の方は恐ろしいぐらいにハマり役です、監督曰く「本当はイイ人なんですヨ」って事なのですがそれと冒頭の一人劇とも言えるやり取り、なかなか迫真の演技っぷり、そして笑えます。それともう一つ、ウエイトレスさんの吐き気を催すタイミングがバッチリです。
この二人のイヤな性格、正直自分も持ち合わせているのではないかと思える訳で、今までして来た事を後悔しつつ観ていた訳でして、自分にとっては「反面教師で観れてしまう映画」なのです、この監督さんの次作にあたる「君にありがとう」は、さらにもっとグレードアップしています出て来るキャストさん、みんなイヤな部分有るのだから!アッパーカットくらいましたヨ!マジで
どうやらこちらの111.tv、3月いっぱいを以って終了してしまうようですね、自分にとっては短い間でしたがこのコラムを書かせて頂いた事、大変勉強になりました、それとコラムは書いているもののズブのド素人のクセに〆切りに追われる焦る気持ちも味わえた訳でして(結構快感だったりする)本当に楽しませて頂きました、今までコラムを観て頂いた皆様、良かったら感想とかメールなり自分のHPの掲示板なりで御知らせ下さいね、コラムを書かせて頂いた作品の監督さん、関係者の皆様方、そしてこの場を提供してくれた幻影厨房さん、今まで本当にどうもありがとうございました、また何処かでお会いしましょう!え、上映会でいつでも会っているじゃねーかって?そうでした、そうでした
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PARA
(インディーズムービーウォッチャ−)
1970年生まれ、98年夏頃から単館映画館に足を運ぶようになり、同年秋「チラシの趣くまま」をキッカケに自主映画上映会にも顔を出しはじめる。以来“得意先”の上映会には度々足を運び、何故か最近は打ち上げにも混ざっている。「短いけど鋭い」と言われる感想はインデペンデント作家の心の糧になっていて、今回視聴者を代表して初のコラム連載を引き受けることになった。→個人サイト
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今月紹介の作品は↓↓↓
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